課題

本プロジェクトは、複数のプロジェクトが並走する大規模プログラムにおいて、 全体統制機能の不全が課題となっていた。 複数プロジェクトが常に同時進行する中で、スキルを有するPM/PMO人材が不足しており、 各プロジェクトの進行管理や意思決定が個別最適に陥っていた。

また、全体を統括するPGMOも十分に機能しておらず、 プログラム全体が場当たり的に運営される、いわゆる自転車操業の状態にあった。

取組

まず、PGMOの現状把握を目的に、関係者ヒアリングや既存資料の精査、 各種会議への参加を通じて課題を可視化・整理。 その上で、プログラム全体を安定的に運営するためのあるべき姿を定義し、 PGMOの運用ルール、体制、管理プロセスの見直しを実施した。

加えて、PM/PMOが不在または不足しているプロジェクトに対しては、 当社メンバーが一時的にPM/PMO機能を担い、プロジェクト推進を支援するとともに、 実務を通じたナレッジの移転を図った。

アプローチのポイント

01 現状の可視化・整理
関係者ヒアリング、既存資料の精査、各種会議への参加を通じて、 PGMO機能不全の実態と根本原因を可視化。

02 あるべき姿の定義と仕組みの再構築
プログラム全体を安定運営するための運用ルール・体制・管理プロセスを見直し、 PGMOとして機能する体制を再設計。

03 PM/PMO機能の補完とナレッジ移転
人材が不足するプロジェクトに当社メンバーが入り込み、実務を担いながら クライアント側のプロジェクト推進能力を底上げ。

効果

PGMO機能の再構築およびPM/PMO支援により、 各プロジェクトの進行管理と意思決定プロセスが整理され、 プログラム全体の統制が強化された。

結果として、関係各所からの評価も向上し、 大規模プログラムを円滑に推進できる基盤が整備された。